クラブ活動レポート

都内のクラブの活動をご紹介します。

【クラブ活動レポート】こやのエンジョイくらぶ

2024.02.22

 今回は、こやのエンジョイくらぶで12月7日(木)に行われた令和5年度シニアスポーツ振興事業の「イベント『グラウンド・ゴルフ交流大会』」をご紹介します。
 こやのエンジョイくらぶは葛飾区(主に堀切・南綾瀬・お花茶屋地区センターエリア)を拠点として活動している総合型地域スポーツクラブです。「スポーツを通じた『まちのコミュニティ』を活動理念として、子どもから高齢者まで、身近な地域で気軽に、スポーツや文化活動を、自由に楽しみ、あらゆる世代が、出会い、ふれあう、地域に根ざしたスポーツ環境づくりを展開していく」ことを目指し、日々活動されています。健康体操、ヨガ、チアダンス、硬式テニス、卓球、合気道など21種目のスポーツ活動のほかに囲碁、健康マージャン、コーラスの3種目の文化活動も行っており、どの年代の方でも自分に合った活動種目を見つけて楽しむことができるクラブです。
 今回は、令和5年12月7日(木)に実施された「イベント『グラウンド・ゴルフ交流大会』」の様子をご紹介します。グラウンド・ゴルフ交流大会は歴史が長く、今回が第10回目の開催だそうです。当日は、晴天の下、荒川河川敷のグラウンドで大会が開催され、44名の参加者がグラウンド・ゴルフを楽しみました。参加者の平均年齢は80代で、この日はなんと91歳の方も参加されました!
 ゲームに入る前に、大会の開会式が行われ、こやのエンジョイくらぶ理事長のご挨拶、参加者全員でラジオ体操、葛飾区グラウンド・ゴルフ協会の方による競技の注意事項等の説明がありました。
 開会式が終わったら、いよいよここからゲームに入っていきます。4名×11チームに分かれ、チームごとに8ホールを回ります。審判や競技運営に関しては葛飾区グラウンド・ゴルフ協会の方に協力いただき、大会を運営しているそうです。時折、協会の方にもアドバイスをもらいながら、皆さん和気あいあいとグラウンド・ゴルフを楽しまれていました。
 時折、ホールインワンやナイスショットに歓声が上がるなど、チームで盛り上がっている様子がうかがえました。また、グラウンドが芝生であったため、ボールが思うように転がらず、最初は苦戦している様子もありましたが、試行錯誤しながら最後まで楽しんでプレーされていました。
 途中休憩を挟みつつ、計3ゲームをプレーし、得点を競いました。本大会は複数の町会・団体の方が参加しているため、普段一緒に活動していない方とも一緒にホールを回ることで、交流を深める良い機会になったようです。
 全てのゲーム終了後、クラブのスタッフの方が得点の集計等を行い、参加者の順位を決定します。集計作業中は協会の方の呼びかけでホールインワンゲームを楽しむ姿も見られました。
 最後の閉会式では、順位発表及び表彰が行われました。優勝、準優勝以外に、飛び賞、ホールインワン賞など様々な賞が用意され、発表されるたびに参加者から歓声が上がっていました。クラブの理事長より賞品が授与され、皆さん嬉しそうな表情が印象的でした。
 グラウンド・ゴルフはプレー中に「歩く」「しゃがむ」「話す」などの動作が多いので高齢者にとって良い運動になるそうです。実際、大会の参加者は80代の方が多いにもかかわらず、最後まで元気にプレーされており、驚きました。グラウンド・ゴルフ交流大会は、グラウンド・ゴルフを楽しむだけでなく、様々な仲間との交流も生まれ、健康増進にも寄与する非常に有意義なイベントであると感じました。