クラブ活動レポート
都内のクラブの活動をご紹介します。
港区総合型地域スポーツ・文化クラブ六本木(スポーカル六本木)
2017.02.28
平成29年2月11日(土/祝)にスポーツを通じた子育て世代支援事業の「スポーカル六本木 この指とまれ!『みんなでテニス』」が開催されました!
スポーカル六本木は2007年に設立され、今年で設立10周年を迎えます。会員数314名、スポーツ種目8種類、文化種目3種類と、豊富な活動種目があるクラブです。
この教室は親子が楽しみながら体を動かし、また日々の暮らしの中にもスポーツやレクリエーションを取り入れ、子育て世代のスポーツ実施率を高め、親子の触れ合いの場とすることを目的に実施されています。
この日は全9回中8回目の開催日で、祝日なのでいつもより参加者は少ないとのことでしたが、9組の親子が集まりました。
2つのグループに分かれ、ラケットとボールに慣れる為に導入からコーチが丁寧に教えてくれます。その後はコート2面を使い、それぞれにコーチがつき、コーチが転がしたボールをラケットで転がして打ち返す、ラケットの握り方・素振りを教わり、コーチが落としたボールを打つなど、年齢やレベルに合わせて指導をされていて、子供も大人もみんな楽しそう!
テニスの一通りの基本動作を終えると、この日は特別メニューとして元プロ野球選手による「キャッチボール講座」が行われました。肩を使う動作はテニスにおいてもサーブやスマッシュに応用できるので、この組み合わせは最高ですね!現代の子供は正しいフォームでボールが投げられない、親も正しい投げ方を知らないから子供に教えられない、などということから今回メニューとして組み込まれたそうです。
まずはソフトバレーのボールを使用し、「ピョンピョンクルッ!」という掛け声と共に、身体全体を使って両手で遠くに投げる練習から始まり、段階を踏んで徐々にレベルアップしながら進んでいきました。お手本や説明がとてもわかりやすく、子供たちの集中力も途切れることなく、皆真剣に話を聞いていました。
従来のスポーツ教室では、子供はコーチから指導を受ける光景が一般的ですが、ここではお父さん・お母さんがコーチからのアドバイスを受け、子供に教えている姿が印象的でした。
親も一緒になって楽しみながら身体を動かし動作を学び、それを子供に教え、親子の触れ合いもできる。こういった好循環が生まれているのですね。
また、初回は無料で2回目以降1組500円とのことですが、低価格でこの内容はかなり贅沢!!普段忙しくなかなか運動ができていない子育て世代の方々にオススメです!
この日は2時間の教室でたくさんの笑顔を見ることができました。